金魚警報(再)

140字を水で薄めるところ

夏コミにて「宮原るり作品舞台研究本」を出します

◎貴サークル「金魚警報」は、日曜日 東地区“U”ブロック-14b に配置されました。

ということで性懲りもなく今年も参加する運びとなりました。

今回は「宮原るり作品舞台研究本」(仮)と題し、宮原作品共通の舞台である「岐穂県」に焦点を当て、特にかゆくもないところを掻きむしっていきます。

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聖地巡礼要素として、モデルとなった現実の岐阜県の風物にも触れたいところですが、現地へ遠征する時間が取れるか否かで本の厚さが変わってくるかと思われます。つまり現状未定。取材費をください。

内容の未熟さはさておき、一昨年の「恋愛ラボ副読本」、去年の「宮原るり先生のお仕事データ集」の2冊で自分のやりたかったことは概ね達成できたので、延長戦というかボーナスステージというか蛇足というか、仏の顔も三度までということでどうぞよろしくお願い申し上げる次第です。

宮原先生の作品といえば、『恋愛ラボ』が今まさに佳境を迎えハッピーエンドへまっしぐら、『河合荘』に至っては最大の山場を越え、もはや殴る壁がないを通り越して吐く砂がないといった趣。早ければ年内にも大きな地殻変動が起こりそうな雰囲気もありつつ、こちらとしてはその時が来るまで楽しむのみということで、変わらず物語の行く末を見守っていく所存です。

今年も同好の士とたくさんお話ができればと思っていますので、よろしくお願い致します。

4コマだけじゃない!Welcome to ようこそ ふかさくえみワールド

『今日のノルマさん』でおなじみふかさくえみ先生。

 4コマクラスタな方は「ちまさんちの小箱」の頃からご存知かもしれませんし、コミティアクラスタには毎回アンケートで上位に食い込む短編作品でおなじみかと思います。ジャンプ系列作品を追っている人は「ジャンプデジタルマンガ」で連載された「マルラボライフ」をお覚えかもしれませんし、百合クラスタな方は『購買のプロキオン』で頬を緩めた経験がおありかもしれませんし、ファミ通を愛読するどうぶつの森クラスタはコミカライズで出会っているかもしれません(ピンポイント)

多くは日常にSF(すこしふしぎ)要素が交じる世界観と、そこから生まれるコミュニケーションの物語。可愛らしい絵柄と思いやりに溢れた登場人物たちによって紡がれていく優しい世界。何気ない題材を作品に仕立て上げる創作力の高さ、実験的手法から生まれる表現の多様さ、商業連載と並行しつつ短編作品が定期的に発表される筆の速さ…まぁ要するに自分はふかさく作品が大好きという話です。

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で、そんなふかさく作品の大部分を占める短篇読み切り同人誌が、昨年より少しずつ電子化され、入手が難しくなっていた過去の作品も読むことができるようになりました。初めてコミティアのスペースで「既刊全部ください!」をやってからというもの、あの手この手で未入手の同人誌を求めネットと秋葉原を駆け抜けた日々がしみじみと思い出されます。

前置きが長くなりましたが、ここでは連載作品、単行本化された作品、電子化された作品、ネット上のウェブ漫画サービスなど他所で読める作品、入手困難な作品も含めて、ふかさく先生が発表してきた膨大な作品を整理しようという試みです。過去作品へポロロッカする手がかりとなれば。

短編作品が多く、タイトルや表紙の印象だけを持った状態で各作品に臨んでほしいという勝手な願いから、各作品の内容についてはほぼ触れません。

 

商業・同人を問わず、これまで発表されてきた作品に関してはふかさく先生の個人サイト「すこやかペンギン」にて詳細に記されているので大変助かります。

まず商業作品から。

■『マルラボライフ』(集英社ジャンプデジタルマンガ」2005年9月~2006年12月)

商業デビュー作。いきなりもう特殊な漫画なのですが、画面上で専用のビューワを通して音や動き、見る時間によって色が変わるなどのギミックが連動するという、ほとんどFLASHアニメに近い作品となっています。ジャンプデジタルマンガでは他にも同様の手法を用いた実験的な作品が連載されていましたが、2007年に閉鎖。現在はふかさく先生のHPから直接読むことができるようになっています。ギミックとしては今見るとかなり時代を感じてしまいますが、物語やキャラクターの端々には現在の作品に通ずる要素が満載です。

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関連する作品としては、同人誌「マルラボン」(2005年12月)、制作裏話などを記した「マルラボの設計図」(2006年12月)、以上2点を一部再録+描きおろしを加えた10周年記念本「マルラボ図鑑」(2016年5月)があります。「マルラボ図鑑」は現在でも購入可能。

 

■『ちまさんちの小箱』(芳文社まんがホーム」2007年12月号読み切り掲載、2008年5月号~2010年1月号連載)

商業誌デビュー作。ふかさく先生が広く知られるきっかけとなったのはこの作品ではないでしょうか。芳文社から単行本が発売されることはありませんでしたが、連載終了直後の2009年の冬コミにて商業再録同人誌という体でまとめられました。残念ながら在庫切れとなっており、入手は難しいです。ただ、2016年よりウェブマガジン「電脳MAVO」内のページ「ふかさくえみのビイダマ観測」において順次公開されており、無料で読むことができます。

 

■『よもぎ町パンタグラフ』(宝島ワンダーネット「ワンコミ」2008年4月~2009年10月)

ケータイコミックサイトにて連載。こちらもふかさく先生自らの手により、2014年の冬コミにて商業再録同人誌として単行本化されました。在庫切れなのでやはり入手は難しいですが、今後上記の「ビイダマ観測」にて公開される可能性はあるかと思います。※在庫ありでした。すみません。

 

■『今日のノルマさん』(竹書房まんがくらぶオリジナル」2013年12月号読み切り掲載、「まんがライフオリジナル」2014年6月号~2016年8月号連載)

単行本全2巻が発売中。読み切り版は2巻のCOMIC ZIN購入特典冊子に掲載されました(通販では購入不可状態ですが店舗では購入できるかと思います)。元をたどると2013年5月のコミティアにて頒布された同人誌「きらきらアスパラガス」収録の一編が初出です。

 

■『鬼桐さんの洗濯』(竹書房まんがライフオリジナル」2017年5月号~)

現在連載中です。単行本化されるとしてもはるか先なので、毎号連載を追うのがよろしいかと思います。

 

・「購買のプロキオン」(新書館「ひらり、」vol.3(2010年12月発売)掲載)

・「ツバキ准教授の門限」(新書館「ひらり、」vol.5(2011年8月発売)掲載)

・「氷糖プレパラート」(新書館「ひらり、」vol.7(2012年3月発売)掲載)

・「ゆびさきでスキップ」(新書館「ほうかご!」Vol.1(2012年10月発売)掲載)

以上の読み切り4編に描きおろし「笑って差波さん」を加えた単行本『購買のプロキオン』が2013年3月に発売。商業単行本はこれが初となります。

購買のプロキオン (ひらり、コミックス)

購買のプロキオン (ひらり、コミックス)

 

 ・「杖をバトンに持ち替えて」(新書館「ほうかご!」Vol.2(2014年4月発売)掲載)

こちらは商業再録の体で2016年12月のコミティアにて同名の同人誌が頒布されました。「すこやかペンギン」や各通販サイトにて購入することができます。

 

続いて同人作品。

■eyesoreシリーズ

eyesore」(2001年3月)、eyesore2」(2001年9月)、eyesore3」(2002年5月)、eyesore4」(2002年11月)、eyesore5」(2003年8月)、「eyesore6」(2004年8月)

ふかさく先生の同人デビュー作。以上の本編6冊に加え、解説と描きおろしを加えた「eyesore0&1」(2003年2月)、番外編「eyesoreエピソード」(2003年12月)、4までを再構成した「eyesore1→4」(2005年8月)、再録まとめ本「eyesore上巻」「eyesore下巻」(2007年8月)があり、後追いの身だとなかなか混乱してしまいますが、再録の上下巻と「エピソード」を押さえておけば問題ないかと思われます。が、やはり初期作品ということもあって入手は非常に難しいです。電子化に関しても今のところ短編作品に限られているので、どこまで期待して良いものか、といった風向きです。

2017年4月18日追記:2年前に無料公開されていました。き、気付かなかった…。

 

フェルマータライフ

竹熊健太郎さんのサークルが発行する同人誌「MAVO」Vol.1(2008年12月)からVol.5(2010年8月)に掲載されたシリーズ。その後Webの電脳MAVOに居を移し、不定期の更新を経て完結されました。現在もすべて読むことができます。

2016年、電子版として単行本もリリースされました。

フェルマータライフ 1

フェルマータライフ 1

 

 

 ■短編作品

ふかさく作品の大部分を占める読み切り短編作品。

発行 タイトル 備考
2003年5月 Sepia 合同誌「friends」として発行
再録本「昨日のレシピ」収録
2004年2月 パンダの住む家 合同誌「famillia」として発行
再録本「昨日のレシピ」収録
2005年5月 ドミナント・セブンス 電子版発売中
再録本「昨日のレシピ」収録
「ビイダマ観測」で公開中
2005年11月 HAPPY BIRD 再録本「はじまりのうた」収録
「ビイダマ観測」で公開中
2006年5月 昨日のレシピ 短篇再録
+描きおろし「unequal」
2007年2月 2月の転校生 再録本「はじまりのうた」収録
2007年5月 委員長さんのメガネ 再録本「はじまりのうた」収録
「ビイダマ観測」で公開中
2007年11月 8ページの日常 再録本「はじまりのうた」収録
「ビイダマ観測」で公開中
2007年12月 手のひらにリミット 再録本「はじまりのうた」収録
2008年12月 Ampersand 再録本「はじまりのうた」収録
「ビイダマ観測」で公開中
2009年8月 8ページの夏休み  
2009年11月 シアフレ  
2010年2月 昼と夜のパラレル 板倉梓先生との合作
2010年5月 織田くんと蛍戸木さん 「ビイダマ観測」で公開中
2010年8月 はじまりのうた 短篇再録
+描きおろし「プロローグ」
2010年8月 もくもくさん  
2010年12月 マイナスのアルファ  
2011年2月 ユキミレコード 電子版発売中
「ビイダマ観測」で公開中
2011年5月 シュガーキューブ同盟 「杖をバトン持ち替えて」
(2017年2月)に再録
2011年8月 ふわふわアルペジオ  
2011年10月 さよならパンプキン  
2011年12月 尾津さんのかさ コミティア30thクロニクル』
双葉社)第2集に収録
2012年2月 うるうる  
2012年5月 あめ玉オクテット 無料ペーパー掲載作品の再録
+描きおろし「世界は君の色」
2012年8月 お手元のフリップにどうぞ 電子版発売中
2012年11月 教室で待ってる 電子版発売中
2012年12月 おいしい毒味 電子版発売中
2013年2月 如月ランデヴー  
2013年8月 真夏のストール会長  
2013年10月 ししぼん  
2013年12月 針ヶ谷さんと右向き三角  
2014年2月 セーブはこまめにしたいのに  
2014年5月 110010 50冊記念本。描きおろし
「110010」「1100110」
2014年8月 ひみつのサマーミッション 2017年4月現在在庫あり
2014年12月 夕凪ゴーラウンド  
2015年8月 エスケープ・ミニスケープ  
2015年11月 たとえ、君が 2017年4月現在在庫あり
2015年12月 白田さんは自由になりたい。 2017年4月現在在庫あり
2016年1月 ボンボン・ショコラ・アソート  
2016年8月 炒り豆フラワーズ 2017年4月現在在庫あり
2016年10月 ユイカミ型LOG 2017年4月現在在庫あり
2016年12月 杖をバトンに持ち替えて 商業再録+描きおろし
「アンドアンドロイド」

表にすることでかえって分かりにくくなるという例です(作ってから気づいた)

手っ取り早く読めるのは、先述したWebサイト「ふかさくえみのビイダマ観測」にて公開されている7編。それとは別に電子書籍として販売されているのは6編。「ドミナント・セブンス」なんかは無料公開中&電子版発売中という妙な状態になっています。順次電子化されるとのことなので、今後読める作品数は増えていくことでしょう。ちなみに電子版の表紙はすべて描きおろしになっており、ふかさくえみ短編集として統一感のあるデザインになっています。

 

 このへんが個人的おすすめ。各162円ととても安いのでぜひ。

 

今回は有料頒布物のみを記しました。この他にも各イベントごとの無料配布ペーパーなどもあるのでふかさく作品を完全に把握するのは茨の道です。

便宜上商業と同人作品を分類しましたが、経年順に見ていくのが一番総覧しやすいので、「110010 すこやかペンギン創作同人誌50冊記念本」を片手に掘り進んでいくのが良いかと思います。というか、今回の記事作成にあたり最も参照したのがこの本でした。作者自らこうしてまとめてくださるというのは後追いの身には大変ありがたいことです。

 

西尾維新謎解きイベント「西尾維新の挑戦状」レポート

去る3月26日、東京ビッグサイトで開催された謎解きイベント「西尾維新の挑戦状」。ビッグサイトで開催と言ってもホールを貸し切って行われたわけではなく、同日開催のアニメジャパン会場内でひっそりと催されたものです。

開催から2週間以上が経過しましたが特に公式サイドから言及されるようなことはなく、参加者以外にはまったく内容が見えないのがちょっともったいない。作風的に今回の謎自体が西尾維新作品とも言えるわけで、ネットの片隅に情報として書き記しておくことで後年の研究者にお役立ていただこうという趣旨からここに記す次第です(大袈裟)

 このイベントは昨年行われた西尾維新祭のA賞賞品で、当選者=参加者は240名。ざっくり言うと昨年一年間に刊行された西尾維新書籍or関連賞品を5点以上購入している層の集い。

3月上旬、西尾維新からの挑戦状という名の当選通知が届きました。 黒封筒に金の印字が雰囲気を醸します。ちなみにC賞の冊子も当選したのですが、もしかして年々応募者が減っているのでは…。

当日、昼過ぎに集合場所であるアニプレックス出展ブースの裏手に到着。西尾維新読者層が可視化される機会ってあんまりないので触れておくと、男女比は意外?にも半々といった様子で、20代が中心のように思いました。列整理が始まり、参加者に白紙の紙とペンが渡される。ちなみに先頭でアナウンスしてるアニプレの人、見たことあるなと思ったら寝るまでが今日!でおなじみのあの人でした。あの件以来あまり表に出てこなくなりましたが、昨年のMADOGATARIトークショーの司会をされていたり、まだ西尾維新アニメプロジェクトに関わっておられるようで安心します。最後に問題用紙が配布され謎解きスタート。会場は右も左もアニメで賑わうこの東ホール。いわゆる周遊型の謎解きイベントですね(あとで知った言葉)

 

…さて謎解きの問題解答をこんなところで書いて良いのか迷いましたが、もう終了しているし、挑戦状の隅に「開催中にSNS等で発信すんなよ」的な文言はあるけど、裏を返せば終了後なら良いよねという解釈ができなくもないので、うっかり載せてしまいます。記憶より記録。

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 こちらが問題文。盗まれた西尾維新描きおろし短々篇を怪盗ヌスミーヌから取り返すという世界観です。短々篇が景品なのも大いに嬉しいポイントですが、それ以上に『めだかボックス』に登場したような、もしくは別マガに掲載された「おうぎフォーミュラ」みたいな問題が直接自分に突きつけられているのが、なんと言いますか一読者として最大の興奮ポイントだったように思います。制限時間は約2時間。この紙を受け取った人から解散、各自で推理してくださいという内容でした。あ、謎解きイベントってこういう感じなのか…とちょっと戸惑いましたが、始まってしまったので推理スタート。

さてこの「合計80になる3つのA」、文中にもあるとおり「ヒント」を探し当てるための問題という位置づけなので謎解きとしては肩慣らしレベルのはず…と頭ではわかりつつもなかなか正解にたどり着けずにいました。もう正解を書いてしまいますが、このアニメジャパンの各ブースに割り当てられた番号がアルファベット+数字という形なので、合計で80になる3つのブースを特定すれば良いというわけです。入場時に配られたパンフレットに配置と番号が記載されているので、特定の人にアドバンテージが生まれるような設問ではありません。

さてここまでは鈍い自分でもすぐに分かったのですが、「合計が80になる3つのA」の候補が複数あるので地味に苦戦。Aから始まる企業名をピックアップしたり、問題文面で「15時」がわざわざ強調されているのは何か意味が…?などと考え始め順調に泥沼にはまっていったわけですが、ふと邪道なひらめきに至りました。3つのブースになんらかの「ヒント」があるとして、他社のブースにわざわざ設置させてもらっているのか?関連ブースだけで完結させているのでは…ということで再び配置図とにらめっこ。結果、見事にアニプレックス、シャフト、講談社の3ブースの合計が80でした。で、ですよねー。

ちなみにこのイベント、最後まで正解発表がありませんでした。ので、どういった思考でたどり着くのが正解だったのか未だに分かりません…ぐぬぬ

さて3つのブースに行ってみると「ヒント」がひっそりと掲示されていました。この3つの画像から導き出されるのが景品の在り処ということなのでしょう。その場で暗記するわけにもいかないので、同じタイミングでたどり着いた他の参加者とかわるがわるでパシャリ。

f:id:sail_kamihitoe:20170408135132p:plainヒント1。

f:id:sail_kamihitoe:20170408140031p:plainヒント2。

f:id:sail_kamihitoe:20170408135901p:plainヒント3。

メモ用に撮影したものなので見にくいかもしれませんが、各ブースにこのような設問が用意されていました。この3枚だけで解くことができますので、お時間のある方はぜひ挑んでみてください。謎解き大好きマンはもちろん、この手の問題に日頃挑むことのない人にぜひチャレンジしていただきたいです。考えても考えても解けないもどかしさを味わってほしいとかそういう意図ではありますん。

以下、解答を記します。当たり前ですが一度解答を知ってしまえばそれでおしまいなので、軽く挑んでみてから答え合わせするのがよろしいかと思います。

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宮原るり先生の全商業作品リスト

宮原るり先生のデビュー10周年をお祝い致しまして(というお題目で)、10年間に発表された商業作品を大小問わず網羅しようという試みです。一応、可能な範囲での調査は終え、夏コミで頒布した弊誌「宮原るり先生のお仕事データ集 Archive2006-2016」としてまとめましたが、ネットの片隅にも放流しておかねばという使命感から(大袈裟)ここに改めて記す次第であります。

「イラスト」や「エッセイ」などジャンル別に分類しましたが、複数ジャンルを横断しているものもあり、正確ではありません。個別の解説についてはいずれ書くとして、ここではひたすら掲載情報を記します。

 

■連載作品

・『となりのネネコさん』(新書館ウンポコ」Vol.5~17)

・エッセイ漫画(秋田書店「全部ホンネの笑える話」Vol.4~7、2007年4月号~12月号)

・『みそララ』(芳文社まんがタイム」2006年7月号~2012年12月号)

・『恋愛ラボ』(芳文社まんがホーム」2006年12月号~2010年9月号、「まんがタイムスペシャル」2010年10月号~)

・『おはなしあやちゃん』(「まんがホーム」2007年11月号~2014年6月号)

・『僕らはみんな河合荘』(少年画報社ヤングキングアワーズ」2010年6月号~)

 

■読み切り

・『献愛週間』(講談社Kiss plus」2013年1月号)

 

■誌面でのトリビュート企画

宮原るりVS東屋めめ とりかえっ娘4コマ!(「まんがタイム」2008年7月号)

・『みそララ』『アサヒ!~動物園に行こう~』とりかえっ娘4コマ!!(「まんがタイム」2010年1月号)

・私が「らいかちゃん」だった頃(「まんがホーム」2010年1月号)

・ラボメンバーin花丸町★(「まんがタイム」2011年6月号増刊「むんこコレクション」)

・おとぼけ課長トリビュート4コマ(「まんがタイム」2011年6月号)

・私のズッコケホスピタル(「まんがタイム」2011年9月号)

・コメコの友達コレクション!(「まんがホーム」2012年6月号)

・ようこそ花丸町へ!!(「まんがタイム」2012年12月号増刊「むんこコレクション」)

 

■イラスト寄稿

・『それでも町は廻っている~丸子町商店街2010夏祭特大号~』

・『ナナとカオルBlack Label』2巻限定版トロピカル同人誌

・『らいか・デイズ』16巻COMIC ZIN購入特典イラストカード

・『蒼き鋼のアルペジオ』アニメ第10話新エンドカード

・『ももいろ人魚』1巻帯&COMIC ZIN購入特典イラストカード

・fhana「Outside of Melancholy」タワーレコード購入特典コラボレーションジャケット

・『レーカン!アンソロジー』

花澤香菜 Live2015 Blue Avenueパンフレット

 

■エッセイ

・せきララ(「まんがタイムオリジナル」2008年11月号)

・溺愛語(講談社「kiss」2012年13号)

・るり×むんこの㊙交換日記(「まんがタイム」2012年10月号増刊「宮原るりコレクション」)

・私の4コマデビュー(「まんがタイムスペシャル」2016年9月号)

 

■イラスト

・描き下ろしポスター(新書館小説ウィングス」2007年夏№56)

フラッパーガールメディアファクトリーコミックフラッパー」2010年7月号)

・非日常な彼女(小学館月刊スピリッツ」2012年8/1号)

 

■その他

・『小学生日記』(秋田書店

・「旅の思い出」番外編~宮原るり氏 恐怖の一夜を語る~(『ソレミテ~それでも霊が見てみたい~』2巻)

 

■コメント・インタビュー

・「まんがに歴史あり」第4回宮原るり先生(「コーラス」2007年7月号)

・「センセイのおへや」第2回インタビュー:宮原るり先生(まんがタイムWeb

・『となりのネネコさん』作者宮原るり先生直撃インタビュー!!(集英社ジャンプSQ.」2008年10月号)

・教えてセンセイ!!第9回宮原るり先生(「ウンポコ」VOL.17)

・むんこ×宮原るりスペシャル対談(「まんがホーム」2010年1月号)

・「まんきき」VOL.04「『僕らはみんな河合荘』発売記念宮原るりインタビュー号」

書泉ブックタワー配布1問1答ペーパー

・太田雅彦×宮原るり アニメみどころ対談(『恋愛ラボ公式ガイドブック』)

・藤女キャスト×宮原るり先生座談会(「まんがタイムスペシャル」2013年8月号)

宮原るり100の質問(『恋愛ラボ』8.5巻)

宮原るり先生ロングインタビュー(『恋愛ラボ』9巻COMIC ZIN購入特典冊子)

・原作者/漫画家 宮原るりインタビュー(DVD/Blu-ray1巻特典冊子「私立藤崎女子中学校㊙レポート」)

まんがタイム創刊400号記念企画 執筆作家コメント!!(「まんがタイム」2014年2月号)

・宮原先生×宮監督独占インタビュー(「ヤングキングアワーズ」2014年5月号)

・『ナナとカオル』連載100回記念企画コメント(白泉社ヤングアニマル」2014年22号)

※「アワーズ」巻末の読者ページについてはここでは省きます。

 

■おまけ

 エッセイ漫画と『おはなしあやちゃん。』については過去記事を参照いただければ。

 

 

恐れ多くも全商業作品リストなどと銘打ちましたが、どこまで把握できているかは正直怪しいです。他にありましたら教えてください。連載作品の番外編(『みそララ』の「まんがタイムガールズコレクション」1p漫画とか、『河合荘』コミケカタログ出張版とか)についてはいつか別個記事で。

『恋愛ラボ』7巻裏表紙の4コマが差し替えられていた件

こんな場末のブログ記事をお読みの方はお持ちであろう『恋愛ラボ』7巻。

の、裏表紙についての小ネタを。

 

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こちらは裏表紙が見えるように『恋愛ラボ』7巻を2冊並べた図です。見比べてみましょう。レッツシンキングタイム(制限時間5秒ぐらい)

お分かりいただけただろうか。この画像だと少し見にくいかもしれませんが、オチの4コマ目が異なっています。実はこれ、左が初版、右が4刷なのです。

きっかけはTwitterで見かけたうさ31羽さん(@31H310)のツイート。

ほう、これは興味深い情報…ということで7巻を見てみるも、手元の初版・2刷ともに同じオチ。少なくともこの差し替えは3刷以降になされたものであるらしい。真相を確かめるべく調査班は書店へ飛んだわけですが、運の良いことに一軒目で発見。本当にオチが変わっていてびっくりしました。

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左が当初のコマ。右が差し替えられたコマ。宮原先生は単行本化の際に台詞や描写を変更されることはあっても、増刷のタイミングでこういった修正を加えられることは自分の知る限りではないので、おそらく何らかの事情で変更を余儀なくされたのだと思われますが…やはりウサギ口が某ミッフィー先輩のチャームポイントであることと関係しているのでしょうか。ところで「わんこ口」の方、完全に『となりのネネコさん』の麻智ちゃんでは。

今回「わんこ口」が確認できたのは4刷の単行本でした。ちなみに4刷は2014年3月5日発行で、発売から一年以上が経過しています。こうなると手元にない3刷ではどちらなのか気になるところ。お持ちの方おられましたらぜひご一報を…!

奥付から判断するに、アニメ化の際に出回っていたのは初版もしくは2刷なので、多くの方が所有している7巻は「ウサギ口」であると思われます。なので逆に貴重なバージョンと言えるのかも。そろそろお手元の7巻も経年劣化が進んでいるとお察し致します。ぜひこの機会に新調してみてはいかがでしょうか…というダイレクトマーケティングでした。

恋愛ラボ(12) (まんがタイムコミックス)

恋愛ラボ(12) (まんがタイムコミックス)

 2016年9月5日追記:俗に「ウサギ口」が口唇口蓋裂という先天性異常を指すからではという指摘を受けました。患っている方への配慮であるとすればなるほど頷けます。頷けますが…な、なんか思わぬガチなところに着地してしまった…。ミッフィー先輩への熱い冤罪すみませんでした。

C90おつかれさまでした&編集後記

夏コミ3日間おつかれさまでした!(大遅刻)

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早いもので2週間が経ってしまいましたが、ブースにお越しいただいた皆々様方々、そして弊誌「宮原るり先生のお仕事データ集 Archive2006-2016」(長い)を手にとって下さった一人ひとりに感謝致します。お客様、ではないけれど来て下さる人がいて初めて意味をなす空間なので。完売とはいきませんでしたが、昨年の「恋愛ラボ副読本」よりも多くの人にお買い上げいただきました。

今回は二度目の参加ということもあり「去年も買いました」という方がちらほらおられ、嬉しいやら申し訳ないやら。褒められると申し訳無さを感じるメンタリティを久しぶりに痛感しましたがこれがデフォルトなので仕方ない。一生分ぐらいべた褒めしてくださった女神な方もおられまして、「面と向かってあれだけ褒められたら嬉しいよなぁがはは」と隣のおじさまに言われたのが印象的です。どっきりカメラだったのかもしれない。あと差し入れとして『河合荘』グッズをくださった方もいて、これがバームクーヘン理論…!となりました。なんとも私に甘い一日で、局部をムカデに刺される日も遠くないのかもしれない。お話してくださった方々、ありがとうございました。

 あまりにも恐れ多いツーショットを送りつけられたりもしました(ありがとうございます)

 

蛇足ではありますが編集後記を…と思いましたが7月の記憶が薄くて困ります。製本にあたっての大きなミスはなかったのですが、PDF化の過程で文中の数字がズレてしまって少し読みにくいとか、文字がノドのところまで行ってしまって見にくい箇所があるとか、瑕疵が目立ちます。反省点。

内容に関しては、宮原先生の主戦場が4コマ誌ということもあり、誌面企画として1ページ漫画を描かれる機会が多く、またイラストの寄稿やインタビュー露出もいくつか見受けられたため、これらの情報を一度まとめてみようという試みでした。すべてを網羅できたかどうかはわかりませんが、自分の欲しかった情報をある程度まとめることはできたかな、という感じです。ネットの片隅に情報を残しておきたいので、いずれブログにも簡単な作品リストを投下したいところ。

調べていて特に楽しかったのは過去の「ヘッポコロジー」を辿っていく作業。かつてコンテンツとして存在した漫画やイラストを発掘するのが目的でしたが、現存する情報と魚拓で辿れる部分から虫食い状態の断片的情報をつなぎあわせ、マッピングし、かつて隆盛を誇ったコミュニティサイトの輪郭を浮かび上がらせるという作業は、さながらテキストサイトの遺構に挑むオブローダーの気分。『ネネコさん』を中心に活発なコミュニケーションが行われていた痕跡は、後追いの読者を十分に楽しませてくれるものでした。同時に掲示板、イラストリクエスト、隠しページ、人気投票、キリ番などなど、コンテンツの端々にノスタルジーを感じてしまい、意図せず妙な楽しさが生まれてました。根気のいる作業なのでしばらくは御免被りたいところですが、TOP絵だけでもサルベージしたいのでいつかまた。

ちなみにこの作業の副産物的に発掘した情報をもとに記したのが「デビュー以前の宮原先生」の項目です。現在ネット上に痕跡が残っておらず、また現在の宮原先生が言及することもないのでブログに記すのは憚られたのですが、少部数発行の同人誌の片隅に記しておく分にはいいかなという判断です。…だらだらと無駄に長くなりそうですのでこのへんで。

 

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あらためましてお越しくださった方、お買い上げいただいた方、ありがとうございました。次回の製作予定は完全に未定ですが、もしまたお会いすることがありましたらよろしくしてやってください。

 

C90新刊「宮原るり先生のお仕事データ集」詳細

新刊出しますとはっきり言えるところまでどうにかこぎつけた感じです。

タイトルは「宮原るり先生のお仕事データ集 Archive2006-2016」。お仕事データ集とはこれまた大きく出てしまったなと呆れ返るばかりですが、出来栄えはどうあれ作ってしまったものは仕方ないので、ご興味のある方、どうぞよろしくお願い致します。

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昨年に引き続き今年もランジェリーマンさんに表紙イラストを熱筆していただきました!今回は『恋愛ラボ』イラスト集でサークル参加されるとのことで、お忙しい中本当にありがとうございます。お会いした際にどういうふうに土下座をキメるか今から考えておきます。

 

日時:8月14日(3日目)

配置:東地区“ホ”ブロック-47a (評論島です)

頒布価格:400円

内容:

今年でデビュー10週年を迎える宮原るり先生の、これまでに発表してきた漫画作品、イラスト、エッセイ、寄稿、インタビュー、コメントなどを可能な限り網羅し紹介。おまけの穴埋めコラムとして、デビュー以前の宮原先生のネット活動とか「るりコレ」とか連載作の単行本未収録作品の在り処とか他作家によるトリビュート一覧表とか「ヘッポコロジー」についてとか、駄文が付いてきます。予定していた岐穂県MAPはいずれブログで公開する方向でがんばります。今回の本にはそぐわないかなというのと、調べる時間があまりにも足りないな、という点から見送りました(主に後者)

 

まぁ、本当に誰にとって有用な情報なのかという点は作っていて常に付きまとっていたのですけど、コミケのあの評論・情報島の中だとうまく埋没できるかな、という安心感もあり。どうぞよろしくお願い致します。